【原因分析】ある日突然、周りの人たちと話が合わなくなった理由
読者の皆様、こんにちは。お久しぶりです。
ブログを書くことも本当に久しぶりですが、「ちょっとこの経験は書き記しておきたい」と思い立ち、早朝に起きて執筆しています。
昨今、世界中を巻き込んでいる新型ウイルスの影響で、私自身も家に閉じこもって大半の時間を勉強に充てている現状なのですが、
そのことが原因となって、最近大きな変化を身の回りに感じています。
このことは、今までに経験したことのないものです。
それは、「周りの人との意見が全く合わなくなった」というものです。
近況報告を交えつつ、そのあたりについて具体的に記していきたいと思います。
- 近況報告① 第154回日商簿記検定2級試験の結果
- 近況報告② 次に目指す新しい目標
- 近況報告③ 教師を引退 エンジニアとして新しい生き方を実践
- 目標に向かって努力していたら、突然周りの人と話が合わなくなった
- 孤独に幸せを感じたら
- まとめ 大きな変化を遂げるには、決して避けて通れない道
近況報告① 第154回日商簿記検定2級試験の結果
まずは近況報告です。
昨年12月から勉強を開始し、2月23日に行われた「日商簿記検定2級」の試験結果が発表されました。
正直、3級の試験の時に比べて余裕は全くなかったのですが、最後まで全力で勉強した結果、
- 第1問 12点
- 第2問 14点
- 第3問 14点
- 第4問 20点
- 第5問 20点
の、合計80点で合格できました。(70点以上が合格点)
直前まで過去問演習などで点数がとれていなかったため、合格できるか不安でした。しかし、「工業簿記で満点を取る」戦略で学習を進めていった結果、その通りに点数を取ることができました。(第4問と第5問が工業簿記で、第1問から第3問は商業簿記となっています)
3級試験の勉強時から意識していた「時短勉強」と「アウトプット」を改良・実践し、結果を残すことに成功。
やはり勉強は方法論が最も大切です。周りと比較することに意味はなく、常に「過去の自分」と比較することによって、成長を実感しながら進めることこそ、王道の勉強法なのではないかと感じています。
近況報告② 次に目指す新しい目標
さて、日商2級の試験終了直後、少し勉強休みを挟んだ後に、次の目標を設定しました。
しかし、この目標と課題設定は、私にとって非常に困難な、乗り越えられないかもしれないとてつもない大きな壁です。 それは、
というもの。
日商簿記検定1級
日商2級まで順調に勉強し、身に着けてきたのだから、1級に進むことはごく自然なことです。
しかし、日商簿記検定1級は、世間でも知られている通り、合格率10%前後の難関資格と言われています。
3級はおよそ50%、2級はおよそ25%とされているため、その難しさが想像できます。
日商1級の試験を難しくしている理由は、非常に詳細な計算技術と知識が問われてくることです。
実際に、継続して勉強しているクレアールのテキストだけで見ても、2級の3倍か、それ以上あります。
これを3月に学習開始し、6月に試験を受けようとするのですから、相当ハードな勉強が強いられるわけです。
それでも、難しいことに挑戦し、勉強できる喜びを実感しています。
これまで教師という仕事をしていた中で、生き方を変えようと必死になり、人生をかけて本気で何かに挑戦し、勉強してきたことはなかったのです。
公認会計士
そして、日商1級の後は、国家資格最高峰と言われている公認会計士に挑戦します。
これまでの人生で、公認会計士という存在は正直、知りませんでした。
公認会計士は、企業の財務状況を監査することができるようになる資格です。監査以外にも、経営コンサルタント、ベンチャー企業支援や、さらに税理士にも登録可能で、仕事の幅は非常に広い資格と言えます。
この難関資格を長期間にかけて目標としていくわけですが、ここでも日商簿記での勉強スキルや、学んできた知識はフルに発揮できます。
日商1級の勉強をしっかりと行うことによって、公認会計士の勉強分野「財務会計論」と「管理会計論」はほとんどの基礎が揃うことになるからです。
余談
日商簿記3級を取ろうと決意し、「3級取ったらそこで終わりにしよう」と考えていた当時。
試験終了後、2週間くらいすると、左手が電卓を無性に叩きたくなり、もっと簿記の勉強をしたいと思うようになり、我慢できず2級の勉強に着手。
そして、2級の試験を終えるころには、さらに先へ進むことを考えていました。
人生はわからないものです。半年前と、今現在ではまるで状況が異なります。日々の積み重ねは非常に小さいものでしたが、半年もたてば、巨大なものへと変化して、半年前の当時からは想像もできない自分がここにいます。
勉強は最良の時間投資です。
近況報告③ 教師を引退 エンジニアとして新しい生き方を実践
さて、3月で学校教員を引退し、4月から新たにエンジニアとして仕事を開始します。
昨年は高等学校の専任教員を退職し、非常勤講師として新たに務めるという経験をしましたが、
これまでの人生の中で、異なる業種への転職というものを経験したことはありません。
これはとてつもなく大きな変化であると言えます。
教員としての経験が早くも活かされる
教師としての経験は、エンジニアとして早速活きてきています。
というのも、エンジニア経験ゼロの私に、専門学校でのプログラミング講師の依頼が舞い込んできたからです。
開発経験ゼロ、エンジニアとしての知識や技能、経験もないのに、講師など務まるのかと思っていたのですが、学校側としては
「知識や技術より、学生の立場になって指導できる、教師経験値のほうが大切」
という見方を持っていました。
エンジニア=開発業務、というイメージもありますが、エンジニアとはそればかりではなく、教育にも活躍する機会があるという点で、幅広い視点をもって働けそうです。
職歴の掛け算で、レア度が向上
別の職種に転職することによって、人材としての「レア度」が上がります。
これを、「職歴の掛け算」で表します。掛け算の数が多くなるほど、レア度が上がっていきます。
料理人×ブロガー
医師×弁護士
芸能人×ファッションデザイナー
教師×エンジニア
さらに、掛け算を増やして
料理人×ブロガー×YouTuber
医師×弁護士×YouTuber
芸能人×ファッションデザイナー×ブロガー
教師×エンジニア ×公認会計士
(…すいません、YouTuberとかブロガーとかばかりになってしまっています…
改めて、私の職種に対する知識不足を感じています。)
他にはいない人になっていく感じです。ひとつのことにこだわり続ける必要はなく、様々な業種で経験を積むことは、人材としてのレア度を高めてくれます。
目標に向かって努力していたら、突然周りの人と話が合わなくなった
家に閉じこもって勉強する機会が増えてきたとき、ふと我に返って気づいたことがあります。
身の回りの人と、まるで話が合わない
ということです。
周りの人の興味関心に、自分が興味ない
周りの人の興味関心は、例えば次のようなものです。
- どこへ行こうか
- 何して遊ぼうか
- 今日は何食べる?
- 何か他に楽しいことない?
大概、この辺りに分類されます。というか、ほとんどの話題の中心はこれらのように感じます。
正直、今の私にこの類のものには全く関心がありません。
自分の興味関心に、周りの人が興味ない
一方で、私の関心は、次のものです。
- どんなことに挑戦しよう?
- 将来はどうなりたい?
- そのために今何をする?
- 今日はどれくらい成長できた?
こういったことを、周りの人と会話する機会はほとんど、というより全くありません。
無論、周りの人はこういった話題に関心がなく、結果として周りの人と話が合わないと感じてしまいます。
話が合わない=突き抜けつつある
周りの人と話が合わないと感じるようになってから、いろいろと考えている状況が続いていますが、
それほど憂慮することでもないのかもしれません。
少なくとも、私は「今のまま、この環境下で、ずっと同じこと」を続けることを考えると、退屈なもの、つまらないものと感じてしまい、何とかして変化させたいと思い、行動に表しているのだと思います。
ということは、私の変化に、周りがついていけてないということになります。
話が合わない=周りから突き抜けつつある。
ということになるのでしょうか。ある意味で、成長痛なのかもしれません。
孤独に幸せを感じたら
ということで、周りと話が合わないことに、自分自身驚いているとともに、次のようなことも考えています。
- 必ずしも、他の人の行動や考え方に合わせる必要はない
- 誰かと一緒にいるより、一人で孤独になる時間の方が、思考は深まる
過去を振り返ると、少なくとも「他人の目」は気にして行動していたと思います。もちろん、完全に無視するわけにはいきませんが、「他人に認められるため」に行動することには何の価値もありません。
また、他の人と共に過ごす時間も時には大切です。しかし、思考を深めるためにも、一人になる時間はとても有意義です。
いつも他人の顔色をうかがって、気を使い、認められたいと思って周りに合わせた行動をしていたところで、自分の思考を深めることはできません。 頭は悪くなる一方です。
孤独な時間は、もう一度自分自身を見つめなおす機会となります。
孤独に幸せを感じるようになったら、思考が深まっている証拠です。
まとめ 大きな変化を遂げるには、決して避けて通れない道
皆さんは、現状を変えたいと思い、変化しようとするために、何か努力していることはあるでしょうか。
人はたいてい、現在の状況が変化することに、恐怖や不安を感じる生き物です。
何かと言い訳をして、変化することを受け入れず、行動しない傾向があります。
でも、本気で現状を変化したいのなら、行動してみるといいと思います。
行動してみて、肌に合わなければ、やめればいいだけ。
行動してみて、ちょっとおもしろいなと思えば、コツコツ続けていく。すると、人生大きく変わりますよ。
その際、失敗は必ずします。でも、失敗してもいいのです。
事実、私はエンジニアとしてたくさん失敗することでしょう。また、簿記の試験や会計士の試験など、困難で高い城壁で、失敗を恐れていては到底立ち向かうことはできません。
しかし、私は決して諦めないつもりです。
失敗のない成功体験など、存在しないのです。
変化することを受け入れ、失敗を想定し、小さな積み重ねを積み上げていく。
これを続けていけば、半年、1年後には今では想像もできないような成長を遂げているはずです。
そして、周りに流されず、孤独な時間を大切にし、思考を深くしていく。
これが、大きな変化を成し遂げるうえで、決して避けて通れない道です。
周りの人からは、奇妙に思われることもあるかもしれません。でも、それでいい。
なぜなら、周りの人たちに認められるために、自分の人生を歩んでいるわけではないのですから。