Google Adsense の10回以上審査不合格から、逆転合格を勝ち取った方法
こんにちは、masaです。
ブログを頑張る方にとって、一つの関門になりつつある「Google Adsense」の審査。
私も、このブログのAdsense申請には、大変苦労しました。それこそ、10回以上不合格になりましたから。
最近、Adsenseの審査がなかなか通らず、苦労しているといったブログや、Twitterなどを拝見し、私もその気持ちが非常によくわかります。
でも、何とか私もAdsenseの審査に合格しました。
今回は、そのあたりの経緯と、私の場合の合格した方法についてまとめてみます。これを実行すれば、必ず合格するという保証はありませんが、何かの参考になればと思っています。
Adsense からの不合格通知内容
このブログをAdsenseに審査した際に、不合格となった理由が以下の通りです。
- ポリシー違反
- 価値の低い広告
ひとつづつまとめていきます。
ポリシー違反
一つ目、「ポリシー違反」の内約です。
「お客様のサイト(https://mathematica.teach.com)のサイトで複数のポリシー違反が確認されたため、サイトを確認できません」
というもの。
これは、もしかしたら投稿した記事の中に、「コピペ」またはそれに類する内容の記事が存在する可能性がある、ということです。
私は、ブログ記事に「他のメディアのニュース記事」を張り付け、それについてまとめたものがたくさんあったので、そういったものが「コピペ」のような内容だと判断されたのかも、と思いました。
ということで、そのような「コピペ」だと判断されそうな記事を下書きに移す対処を施しました。
価値の低い広告枠
二つ目、「価値の低い広告枠」の内約です。
「ユーザーにとって価値がほとんどないページやアプリ、または広告の比率が高すぎるページやアプリにはGoogle広告が表示されません」
というものです。
この内容を読み取ると、ASPなど他の広告を張り付けているせいで、審査の邪魔をするケースもあるかもしれません。
また、ブログ記事の内容についても、「ユーザー目線」で書かれている必要性があります。
ですから、投下する記事もなるべく「読者目線」で投稿するよう心掛け、なおかつ「他のASP広告」を張り付けた記事は一度下書きに戻しました。
実際に対処してみた方法
ということで、実際にAdsenseの審査で不合格後に対処してみた方法です。
- 他のメディア記事を要約した、「コピペ」と判断されかねない記事をいったん下書きに戻した
- 読者目線で記事を投下し続け、他のASP広告を張り付けた記事を下書きに戻した
このような対処をしてみました。
しかし、結果は審査に不合格となってしまいました…
しかも、Adsenseに表示される不合格の内容は、当初と全く変わらない「ポリシー違反」と「価値の低い広告枠」というもの。
正直へこみましたが、まだ何か対処法があるのではないかと思い、以下のような方法を試しました。
サブドメイン変更
まず、最も必要だったと思われるのが「サブドメインの変更」でした。
当初は、このブログのURLが「blog.mathematica-teach.com」でしたが、はてなブログを運勢する際に、サブドメインを「blog.」から「www.」へと変更する必要があります。
私がドメインを運営しているのが「Xserver」なので、サブドメインをwwwへと変更する方法は以下の記事を参考にしました。
XSERVERでサブドメイン名をつけたWebサイトを作る方法 | ゆうそうとITブログ
こうして、「https://www.mathematica-teach.com」へとドメインを変更したのです。
しかし、この改善を施しても審査は不合格でした。
プライバシーポリシー設置
Adsense合格には、「プライバシーポリシー設置」も必要だと一説には言われています。
本当かどうかはわかりませんが、やってみて損はないと思い、こちらも着手。
当時の記憶が残っているわけではないのですが、このようなサイトを参考にしてみるといいと思います。
もちろん、プライバシーポリシーのコピーをそのまま張り付けるのではなく、必要な個所は変更し、なるべく自分の言葉で表現するようにしましょう。
ただ張り付けるだけだと、ここでも「コピペ」判定されてしまう可能性が高いからです。
しかし、この方法をとってみても、不合格…
お問い合わせ先の設置
そして、「お問い合わせ先」を設置するのも有効だとされます。
私の場合、「Google フォーム」でお問い合わせ先を設置するだけでなく、「.info」でメールアドレスを作り、問い合わせ先に追加しました。(Xserverの中で、メールアドレスを新たに作る設定を行うことができます。)
Googleフォームの設置の仕方は以下のサイトをご覧ください。
しかし、これを施してみても、依然として不合格…
運営者情報の設置
さらに、「運営者情報」も設置することにしました。
これは、ブログを運営する当人の情報や、ブログ運営の目的が含まれます。
どんな読者を想定しているかを考え、どんな記事を提供し、読者にどんな情報を与えていくか、指針を示すようにします。
いわゆる、運営するブログの方向性を明らかにするのですね。
これは自身で記す必要があります。
- 自己紹介
- これまでの人生遍歴
- どんなことをメインに記していくか
- 読者にはどんなメリットがあるか
など、ブログを通してどんなことを実現したいかを具体的に記すとよいでしょう。
ということで、このブログにも運営者情報を設置。
…それでも、審査は通らず、何の進展もなく…10回以上不合格。
暗闇から抜け出せない状態が続いていました。
10回以上の審査不合格の末…
10回以上審査が不合格、しかも不合格の理由は相変わらず「ポリシー違反」と「価値の低い広告枠」の2つで、心が折れました。
これ以上、何を改善すればいいんだ?
そう思っていたのです。
しかし、以前から気になっていたことが一つありました。
このブログは「www.mathematica-teach.com」なのに、Adsenseにサイト登録すると、表示は「mathematica-teach.com」なのです。
サブドメインは追加で設定できるのですが、設定しても依然として表示は「mathematica-teach.com」。
ということは、もしかしてGoogleさんが、このサイトを正しく認識できていないのでは…と考えたのです。
(ちなみに、Adsenseのサブドメインは設定を外しました。)
そして、やっと合格 そのポイントは何か
ということで、最後に考えた方法が「ドメインの転送設定」でした。
Xserver上での「ドメイン転送設定」の方法は以下の記事をご覧ください。
「http://mathematica-teach.com」からでも、本ブログへつながるように設定を行いました。
この方法で、サイトの転送設定を行うことによって、
見事Adsense合格!
を勝ち取ったのです。
ポイントは、「www」なしのアドレスの転送設定でした。
まとめ
いかがでしたか?
私の場合、Adsenseの合格のポイントとなったのは「ドメイン転送」にあったわけですが、これは人によってさまざまです。
一つひとつ改善を続け、根気強く行えば、必ずAdsense合格はかないます。
あとは、ひたすらブログを継続するだけですね!
何かの参考になれば幸いです。