2020年は、「劣等コンプレックス」を排除してもっと成長できる1年にしたい
2020年初めの投稿です。
気持ち新たに、ブログも継続していきますよ。今年1年、よろしくお願いいたします。
今回は、「劣等コンプレックス」について。
劣等感 それ自体は悪いものではない
人はだれしも、劣等感をあらゆる場面で感じるものです。
- 私は他の人に比べて、頭が悪くて要領も悪いよなぁ
- 私は運動神経が他の人と比べてないから、スポーツは苦手だなぁ
そのように感じることがあるのではないでしょうか。
このように感じること自体は、何も悪いことではなく、むしろ自然な感覚です。どんなに有能な人であっても、何かしらどこかに「劣等感」を感じるものです。
問題なのは、そんなだれしも抱く「劣等感」を、自分自身どのように解釈するか、です。
問題は、劣等感自体をどう解釈するか
劣等感自体は悪いものではないものの、それをどのように解釈するかによって大きくその後の人生が変化します。
例えば、「学歴に関して劣等感を感じている」場合を考えましょうか。
【劣等感を成長に変える考え方】
- 自分には学歴がないけど、自分の強みは他にあるから、そちらを生かしていこう
- 学歴がない分、他の人より努力してスキルを身に着けよう
【劣等感を言い訳にする考え方】
- 自分には学歴がないから、どれだけ努力しても無駄だ
- 学歴がないから、自分には何をしても結果は出せない
劣等感を現状から抜け出すための原動力に変える思考に変えられることが大切。しかし、劣等感を「言い訳」に、挑戦したり、努力したりすることから離れてしまっては非常にもったいない。
劣等コンプレックスとは
「どうせ努力しても、自分には無理だ」と、自分の劣等感を言い訳に使い始めた状態を、アドラー心理学では「劣等コンプレックス」と言うそうです。
その特徴は、
- 本来は何の因果関係もないところに
- あたかも「重要な」因果関係があるように自らを説明し、納得させてしまう
こういった心理状態を、「劣等コンプレックス」と言います。
- 自分が結婚できないのは、両親が離婚して、それがトラウマだからだ
- 自分が低収入なのは、学校での成績も低くて、学力も低いからだ
- 運動神経が悪いのは、両親の遺伝によるもので、生まれつきだからだ
このような考え方が、劣等コンプレックスに当たります。
こうした考え方は、ぜひ避けていきたいですね。何の根拠もない言い訳することで、自分で自分の可能性を閉ざしてしまうことになりますから。
ということで、2020年は、様々な挑戦を通して、今の自分よりもさらに成長した人となるべく、努力していきますよ。
皆さんは、どのような1年にしたいと考えていますか?皆さんにとって、成長できる1年となることを願っています。