「内申」に振り回されず、「自分」を磨いて学力を上げよう!
今日も教育に関する記事をご紹介いたします。
教師時代からも問題性を指摘していた「内申」に関する記事。
高校入試では特に「内申」が重視される傾向にありますが、これが子どもたちの学習意欲を下げてしまう原因だと考えています。
その理由は以下の通り。
- 担当する教師によって、評価は異なる
- 頑張っても、数値に現れないことがある
- 1度失敗してしまうと、挽回が難しくなる
- 学校によって基準が異なる
「内申」を上げようと努力して、結果数値に結びつかないことによって、苦しんでいる生徒をたくさん見てきました。
勉強しても報われないというシステムが、「内申」です。所詮は数値化する根拠の全くない「他人の主観による採点」ですから、数値を上げようとしても努力が報われないことが多い。
「内申」という、よくわからない他人の評価によって志望校が絞られてしまうのは、なんともおかしな制度なのです。
「思春期の微妙な時期を、運よく乗り切れた子だけが高評価され、ちょっとでもつまずくと挽回できない。教育とは子どものやる気を促し、頑張りを評価すべきものなのに、全く逆になっている」
しかし、学校や教師という「周りからの評価」は変えられなくても、「自分自身」は変えることができます。
勉強して、学力を伸ばして、ペーパーテストで点数を取る努力は、必ず報われます。
一般入試で実力を発揮し、合格することができれば、本人の努力の結果は見事に証明されるのです。
学校教育のシステム改革のうち、この「内申」というものは確実に変えなければならないもの。いつまでも根拠のない他人の主観が入った数値で、子どもたちの勉強意欲を無くし、人生の選択肢を狭めるのはやめるべきです。
学校の本来の目的は、子どもたちが自立して学ぶ力をつけること。他人の一方的な数値によって、人生の選択肢を狭めることではないからです。