教師としてのプライドを喜んで放棄する
こんにちは。masaです。
1週間が長かった。久々に疲れ切っていました。
土曜日の今日は、「センター試験必勝セミナー数学ⅡB」を実施していました。
充実した時間を過ごすと、数学の勉強でも時間が短く感じる
先週は数学ⅠAを行っていたのですが、午前中に終わるかと思いきや終わらず、急遽午後にまで延長。
そして今回の数学ⅡBも、午前の枠に収まらず午後までセミナーを行っていました。
でも不思議と、時間が経つのが早い。
つまり、充実した時間を過ごせている、ということです。
その模様の一部がこちら↓
センター試験(詳しくは模試過去問)をアウトプットして、できたところとできなかったところ、わからなかったところを生徒自身の言葉で説明しながらセミナーを行っています。
黒の字が生徒のもの。たびたび補足が必要なところで私が登場し、色ペンで付け足していきます。
実際に納得、理解ができると、生徒の表情が一変。「なるほどそんなに簡単だったんだ」と声が漏れます。
補足付きのホワイトボードの写真が欲しいということで、生徒に配布しました。
生徒との雑談で 「教師のプライドなど必要ない」
セミナー終了後は、生徒たちと雑談も交えます。
学校の先生はプライドを持って教師の仕事をし、生徒の学力向上には
授業は大切である
と考えている方がほとんどです。しかし私は、教師としてのプライドを放棄し、生徒の学力向上には
授業は不要である
と考えています。こんなことを語り合っていました。生徒たちは共感を示しています。
確かに、義務教育までは授業が必要かもしれません。しかし、私は高校教育ではその存在意義はほとんどない、と考えています。生徒それぞれの状況は学年が上がるにつれ異なっていき、必要な学習や教材も異なっていきます。大学入試制度の多様性もその要因の一つですが、そのような中で単一の授業を行い、学力を高めるのは、どう考えても無理がある。
参考書の学習の方が、予備校の授業より価値がある
そして、生徒の一人がこう語っていました。
「『きめる!センター現代文』に取り組んで感じたのは、予備校の現代文の授業が全くの無意味だということ」
予備校の高額な授業より、安価で非常によく作られている参考書のほうがためになったと生徒は述べていたのです。
これまで参考書学習を生徒たちに勧め、それを言い続けてきました。生徒たちはその真の意味を理解していたのです。
そんなこんなで、生徒たちは着実に参考書で学力向上に向けて努力しています。私自身も、去年から「数学研究同好会」で本当の学習とはどのようなものか、生徒に伝え続けられてよかった。これこそが、私の目指していた教育です。
ではまた!