「子どもが勉強を嫌がる」なら、今すぐ「勉強させる」ことをやめるべき
次のような質問に、どう答えますか?
娘のことで悩んでいます。3歳から塾で3教科習っています。今、小学校1年生になり塾に行くのを嫌がるようになりました。理由は英語が今、中学生のところまで進んでいてかなり難しくなり、音読は順調ですが書くことが嫌になっています。算数も足し算がなかなかわからず、嫌がります、国語はまだ嫌ではないみたいです。
嫌になった原因は、塾のやり方にもあると思っています。3歳の頃から1日3教科を10枚ずつプラス1から100までをノートに書くこと、私も一生懸命でしたから毎日、やらせていました。算数はとくに苦手で苦戦しています。これからどうしたらやる気になるか心配です。 (仮名:進藤さん)
出典は以下の記事:
質問の要点は、以下の通りです。
- 勉強のやる気のない小学1年生の娘のことで悩んでいる
- 英語の書き取りに娘がやる気を失っている
- やる気のない原因は塾にあると思う。どうすればよいか心配
なるほど。わかりました。
じゃあ、塾をやめればいいと思う。
以上!これだけ。
簡単なことですね。子どもに大人の価値観を押し付けてはなりません。
勉強にやる気が出ないのは、子どもの勉強に対する「関心」よりも先に、親の「押し付け」が勝ってしまっているからです。
このような育て方をしていたら、子どもはますます勉強が嫌いになります。
まずは塾をやめて、「勉強させる」ことをやめること。
そして、勉強について口出ししないことです。
簡単なことですね。
残念ながら、子どもに勉強させたところで、子どもは勉強するようにはなりません。
そして、「塾に問題がある」ということについても間違い。
そもそも、勉強させようとしたのは親ですから、塾の指導方針に問題があると思う時点で、続けさせる必要性はありません。外部要因に文句を言うのはやめましょう。
こういう親、本当に多いです。勉強なんて、できなくていいじゃないですか。
勉強できることに、どれだけ価値があるんでしょうかね?
それよりも、子ども自身が興味関心のあることにひたすら熱中し、突き詰める能力や才能を伸ばしたほうが、将来性があると思うのですが、いかがでしょうか。
勉強できることだけに、親がフォーカスして何の意味があるのでしょう?子どもは子ども自身で考え、想像力を膨らませることができるはずです。
親の価値観で、子どもを測ることはもう、やめましょう。