「くだらない」受験教育 学びの本質とは何か
この記事には非常に共感しました。
上野さんの高校時代についてまとめられていて、「とにかく高校の授業がつまらなかった」と言います。
そして、記事の中で現在の高校教育を次のように述べています。
「今の高校教育は、しかし学問などといえたものではない。あるのは断片的な知識の切り売りと、無意味な叱咤激励ばかりである」
2021年度から始まる大学入試共通テストをはじめ、教科カリキュラムの改定、授業の在り方など、学校にまつわる問題は山積み状態。
生徒に「学びの本質」を教えることなく、ただカリキュラム通りに進める教育とは、かけ離れた価値観です。しかし、そこに「学びとは何か」を知るきっかけがあるはず。
「大学で学ぶ価値とは、すでにある知を身につけることではなく、これまで誰も見たことのない知を生み出すための知を身に付けることだと、わたしは確信しています」
2019年の東京大学の入学式で上野さんが述べた言葉は、大きな話題を呼びました。
大学を含め、学校全体の教育方法を考え直すことが必然なのではないのでしょうかね。
教科書内容を教えることばかりが重要視されていて、子どもたちの学習意欲を高める教育がまだまだなされていないと思うのです。