現在の学校教育に圧倒的に足りないもの
今注目の、「麹町中学校」の学校改革に関する記事。
ぜひお読みください。
平成の初期は、日本企業が世界のトップを走っていたが、徐々にその勢いは衰退し、今や世界のトップの多くはアメリカの企業。
Apple や Google 、Amazon や Facebookなどのハイテク企業がその地位を確立しています。
原因はさまざまあるが、私は、教育が大きく影響していると考えている。日本では、点数至上主義だ。覚えたことを答案用紙にいかに、正確に書き込むことができるか。その能力が問われている。高度成長期にはそんな教育で通用した。右肩上がりなら、前例踏襲で、通用する。しかし、時代は一変した。インターネットが普及し、人の営みも複雑さを増している。しかも、前例のない人口減少、デフレ経済に陥っている。答えは決して一つではない。
このような時代の変化に対応できていないのが、日本の教育なのではないか。
そのように感じます。
自分で考え、自分で行動を起こす。そんな力が問われている。令和の時代、新たな教育こそが、日本の将来を左右する。具体的に何をどうすればいいのか。思案していた私は一人の教育者の考え方に衝撃を受けた。麹町中学校長の工藤勇一だ。
そう、日本の教育に大きく欠けているのが、「自主性」。学習を自分の意志で行い、自ら可能性を切り開くための力を身に着けさせるのが、本来の教育であるべき姿。
なのに、日本の教育は「点数主義」、「成果主義」。学ぶことの本来の意義を見失ってしまっている教育方法なのではないか。
そう感じさせる、麹町中学校の工藤校長先生の学校改革です。
現在の学校教育に圧倒的に足りないもの。それが「生徒の自主性を重んじる」こと。
そして「テストで高得点を取る生徒が優秀である」という点数主義の教育を、今現在も続けていること。
この2つではないでしょうか。