簿記3級の次は「ITパスポート」試験に挑戦
日商簿記3級の試験を終えて、次にチャレンジするのが「ITパスポート」試験です。
「ITパスポート」試験は初めて聞いた、という方も多いと思います。私もその一人でした。
これからますます需要が拡大されていく試験であると思うので、知っておいて損はないと思います。
今回はこの「ITパスポート」試験に挑戦するに至った経緯、試験の概要、試験勉強に用いる教材などをご紹介。
これから試験を目指そうか考えている方にも、何かの参考になれば幸いです。
ITパスポート試験とは
ITパスポート試験は、「情報処理推進機構」が実施する、経済産業省が認定する国家試験です。
公式サイトがこちらで、ITパスポート試験は次のように定義されています。
iパスは、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。
具体的には、新しい技術(AI、ビッグデータ、IoT など)や新しい手法(アジャイルなど)の概要に関する知識をはじめ、経営全般(経営戦略、マーケティング、財務、法務など)の知識、IT(セキュリティ、ネットワークなど)の知識、プロジェクトマネジメントの知識など幅広い分野の総合的知識を問う試験です。
ITを正しく理解し、業務に効果的にITを利活用することのできる“IT力”が身につきます。
引用: ITパスポート試験
これからの時代を生き抜くには必須の知識を、幅広く学習できる試験となっています。
IT業界に限らず、社会的に需要が広がっている教養科目と言ってもよいかもしれません。
ITパスポートを受験する理由
私はこれまで、ITパスポート試験の存在すら知りませんでした。
そんな私が、ITパスポート試験を受験することにした理由。それは来年度から働く会社からの要請でした。
IT業界で働くための基礎知識である「基本情報処理」を、ITパスポート試験で学んでほしい。入社までに取得しておくことが望ましい。
ということで、ITパスポート(以下、iパス)の合格に向けて勉強を開始しました。
ITパスポート試験の概要
i パスの試験概要です。
- 受験資格 なし
- 受験料 5700円
- 受験会場 全国47都道府県の試験会場
- 試験形式 CBT方式(コンピュータを利用した試験)
- 試験時間 120分
- 出題数 100問
- 出題形式 4択問題
- 合格基準 ①全体で60%の正答率 ②各分野でそれぞれ30%以上の正答率
iパスの試験範囲はとても幅広く、「ストラテジー系」、「マネジメント系」、「テクノロジ系」など多岐にわたっています。
学ぶべき知識が豊富なので、深く入り込んで学ぶというよりも、広く浅く学んでいくといった感じでしょうか。
ITパスポート学習の使用教材を紹介
iパスの試験に向けて、学習教材はどれを選ぼうか重要です。
私の場合、以下の書籍をAmazonで購入し、学習を開始しました。
Amazonのレビューを比較し、最も良さそうなので購入してみたのですが、非常に良い作りです。
- 初心者でもわかりやすく、丁寧なページ構成が心掛けられている
- 最新の学習ノウハウを取り入れた紙面構成で、効率よく学習できる
- 紙面の最後に復習用の用語チェック掲載 寝る前10分で復習&記憶定着
この1冊あれば、iパスも合格できるのではないかと確信しています。
試験は1月中旬を予定。iパス以外にも、転職する際に学んでおくべき知識はたくさんあるので、残された時間を最大限活用して勉強していきたいですね。