【試験まで66日】3か月で日商簿記2級に挑戦!
現在は学校の勤務も解かれ、自宅で勉強する日々を送っています。
その中でも、資格に向けた勉強である「日商簿記」の2級に挑戦しています。
第154回の試験は2月23日。果たして、3か月の勉強で合格できるのか。
今回は日商簿記2級の挑戦に至る経緯をまとめてみました。
なぜ日商簿記に挑戦するのか
将来独立して、自営業を営むためです。
と言っても、商品売買などを行うようなことはしません。プログラミングなどを活用し、IT業界でフリーランスとして働きたいと考えているからです。
自分で自営業に関わるお金の流れを把握するための技術に、簿記が必要なのではないかと考えました。
また、簿記を学ぶことによって、基本的なマネーリテラシーも身につきます。
複式簿記という、お金のキャッシュフローを2面的にとらえる方法によって、客観的な経営状態を把握できるようになります。この力って、学校教育では(商業科を除き)勉強しないんですよね。
ですので、大人になった今、勉強しようと決意しました。
まずは日商簿記3級から挑戦
簿記初心者の私は、当然のことながら日商簿記3級から勉強を開始しました。
9月に入って、突然「よし、簿記を勉強しよう!」と思い立ち、そのまま11月の試験に向けて対策し始めました。
簿記の知識ゼロならば、初めは貸借対照表の「資産」「負債」「純資産」の構図と、損益計算書の「収益」「費用」「当期純利益」の形を覚え、簿記特有の「借方」と「貸方」の2面的なお金の流れをつかむ方法を学びます。
そこから「仕訳」して「総勘定元帳」に転記し、最終的に貸借対照表と損益計算書に数字を寄せ集めていく。
そして、簿記の最も基本的な技術である「仕訳」を、順を追って学んでいくことになります。
なかなか楽しかったですよ。特に「仕訳」の技術を用いて決算整理を行う「残高試算表」や「精算表」は、数字を寄せ集めていって最終的に左右の金額が一致する(これを貸借一致の原理と言います)と、最高に気持ちいい!
ということで、9月から学習を開始し、11月の試験で合格することができました。
日商簿記2級の難易度とは
日商簿記2級の難易度とは、どれくらいなのでしょうか。
全国の各会議所にもよりますが、おおよそ全受験生のうち、合格率は25%前後と言われています。なかなかの難関です。
日商簿記3級であれば、おおよそ50%前後です。3級に比べ出題範囲の拡大と、より細かな処理が求められるという点が、合格率が低い要因となっているようです。
2級からは、3級から学んでいる「商業簿記」に加えて、製造業などの帳簿記入である「工業簿記」も学ぶ必要があるので、負担が倍増します。
現在の学習状況
現在の2級の学習状況です。
【商業簿記】
有価証券の範囲が難しく感じています(ただ慣れていないだけ?)。有価証券の種類によって決算整理の考え方が変わり、時価評価分の差額を仕訳していかなければならず、この分野は苦手です。
ただ、株式に関わる学習範囲なので、興味の対象であることには変わらないので、引き続き学習して身に着けていきたいところ。
【工業簿記】
- 材料費の計算
- 労務費の計算
…まだあまり進んでいません。
学習は「クレアール」を利用しています。動画講義とテキストのクオリティが抜群に高く、ポイントがしっかりまとまっています。
しかも、価格がリーズナブル。これも、インターネットを利用したスクールだからこその値段だと思います。
正直、クレアールでなかったら3級も2か月で合格できなかったと思います。簿記初心者にもおすすめのスクールです。
ということで、簿記2級の学習を進めています。今月中にはいったん学習単元を終わらせ、復習に入りつつアウトプット学習へ突入したいと思います。
2月の試験まで残り2か月余り。難関の2級に合格できるよう、努力していきますよ。