本当に意味ある?教員免許更新制度【結論:無意味】
いまさらながら、教員免許状を有している方全員に当てはまる「教員免許更新制」に関する記事。
果たして、教員免許更新制に意義はあるのか。
記事からの引用:
かつては一度取得すれば終身有効だった教員免許に、10年に1度の「更新制」が導入されてから10年が過ぎた。目的は教員としての資質を高めることにあったが、導入以降も体罰やわいせつ行為などで懲戒処分を受ける教員数は高止まりし、大きな変化は見られない。神戸市立東須磨小学校の教員間暴行・暴言問題でも教員の質が問われる中、専門家からは効果を疑問視する声が出ている。
私はまだ、教員免許更新の期限を迎えていませんが、周りの先生方の話を聞いていると、講習内容のずさんさばかりが聞こえてきます。
多くの場合、免許更新は夏休み期間中に行われることが多く、指定された大学の講座を受講します。
では、求められる質の向上をどう実現するのか。その柱となるのが、更新時に定められている30時間以上の講習だ。期限を迎える直前の2年間に、それぞれ教職課程のある大学などで受講する必要がある。
内容としては、国の教育施策などを学ぶ「必修」や、免許状や勤務する学校の種類に応じた「選択必修」などに分かれるが、重点は近年の教育課題や教科指導に置かれがち。コンプライアンスなどに関する講習は乏しい上、基本的には受講さえすれば更新できる。多忙な教員にとっては負担の大きさも課題とされる。
受講時間は30時間。長い…
受講さえすれば更新できるスタイル。無駄すぎです。
県内の中学校に勤める50代の男性教員は、4年ほど前に夏休み期間などを利用して受講。人権問題など興味のあるテーマを選び、姫路市内の大学や通信制で学んだ。費用は自己負担で約3万円。「ためになる授業もあったが、知っていることも多く、質の向上につながったかは分からない」と振り返る。
更新するためにはお金がかかります。およそ3万円。しかも自己負担です。
一番の問題点は、自己負担で高額な受講料を払って講座を受けながら、教員としての質の向上につながっている実感がないことです。
そんなの、本当に意味あるの?いやないでしょ。ただの既得権益。
こちらの記事も参考になります。
ということで、学校教育の問題点は、掘れば掘るほどザクザク出てきます。
完全に終わってますね、日本の教育。