子供を勉強好きに育てる方法がこちら
こんにちは。masaです。
今回は、次のような記事が面白かったので、まとめてみました。
親として、自分の子供に勉強好きになってほしいと思うのは自然なことです。
では、どのようにすれば、子供は「勉強好き」になるのでしょうか。
完璧な答えはありませんが、実は親として次の点を意識するだけでも、その目的にかなり近づくことができます。
親として「勉強」することを楽しむ
子供は、文字通り「親の背中を見て育つ」ものです。
親の願いとして子供に勉強好きになってもらいたいなら、
- 親自ら、勉強が好きになる
ことが最も重要なことです。
例えば、日本の歴史が好きなら、親自ら歴史について調べたり、子供に語ったりすることで、子供は「歴史ってなんだか楽しそう」と思うことでしょう。
あるいは、普段から親が歴史について調べたり、勉強したりする姿を子供に見せることでも、効果があります。
記事の中では、これを「ミラーニューロン」と呼ばれる脳内の働きとして紹介しています。目の前にいる人の行動を見て、その人もその動作や意図を感じ取るという働きのことを指します。
ミラーニューロンの「まねるパワー」は侮れません。一緒に暮らしている親子は共に過ごす時間が長い分、ミラーニューロンの影響力も大きくなります。「親の背を見て子は育つ」ということわざを脳科学的に表現すれば、子どもはミラーニューロンをとおして親の姿をまねしているのです。
勉強に関わる行動をほめる
次に意識したいポイントは、子供の「勉強に関わる行動をほめる」ということです。
例えば、筆者の考える具体例は次の通り。
- 宿題を行う子供を、ほめる
- 自分から勉強しようとする行動を、ほめる
つまり、勉強に向かう姿勢を、全面的にほめることで、子供は勉強に対してやる気を起こすのです。
一方で、次のような親の行動はNG。
- テレビを見たり、スマホを触る行動を見て、いらだつ
- 「勉強しなさい」という余計な一言を言う
- 成績のことについて、口うるさく言う
これらは最悪ですね。子供の勉強に対する意欲をどんどん下げます。
勉強の「快」に子供を導く
3つ目は、勉強することの「快」に子供を導く点です。
これはなかなか難しいですが、親としてできる点は次のようだと思います。
- 今までできなかったことが、勉強してできるようになった点をほめる
この一点に絞られるのではないかと。
要は、「子供が勉強することで自分にとって利益になる」ことを体得させることでしょうか。
子供のことを信じる
これも、子供を教育する点での本質です。
- 子供の行うことを、信じる
もちろん、子供は人生経験は未熟なので、多くの失敗をする危険があります。
親の立場であれば、それをすぐに見通すことができ、すぐに制することもできますが、あえて「子供を信頼して、まずはやらせてみる」という姿勢が大事です。
なんでもそうですが、子供がやろうとしたことに対して親が口出ししてしまっては、子供のやる気が奪われてしまいます。
子供は自分のやろうとすることをやって、失敗してしまったとしても、そこから多くのことを学ぶもの。それを積み重ねていって、徐々に経験値を積んでいくものです。
要は、「子供を信じること」が大切。失敗してもいいのです。そこから多くのことを学び、成長していくのですから。
まとめ 子供を勉強好きにしたければ、まず親が行動する
最後に、以上の記事を簡単にまとめます。
- 勉強好きにしたいなら、親として自ら勉強好きになるべし
- 子供の勉強に関わる行動を、親としてほめるべし
- 子供の行動を信じるべし
言葉で言い聞かせたとしても、すべて伝わることはありません。
大事なのは、親として行動で示すこと。これ以外ありません。
記事の中で紹介されていた以下の点は、教育の本質です。
例えば子どもが朝型で、早朝に勉強したほうが頭に入りそうだと思ったら、まずは親が早起きして自分のために時間をつくる姿を見せましょう。「あなたも早起きして勉強してみたら?」なんて言葉は余計です。親が最初に行動して、後は子どものミラーニューロンに任せるだけです。
そう、子供に言葉であれこれ言うのではなく、親がまず姿勢として示すこと。
そして、あとは子供がどう行動するか、親は見守るだけなのです。