子どもの学習意欲を飛躍的に伸ばす方法 カギは「質問力」
こんにちは、masaです。
台風が直撃しており、家でずっとこもりっぱなしの今日。
教育に関するこんな記事を見つけました。
以前もこんな記事を書きましたが、
子どもの勉強に対する意欲を高め、自ら学ぶ姿勢を作るには、親の「質問力」が大切です。今回はそのあたりをまとめつつ、私の意見も記していきたいと思います。
7歳~10歳の子どもは、指示するよりも「質問する」
7歳~10歳の子どもには、親からの指示を向けるよりも、「質問」して子ども自身に考えさせ、行動を決定させることが重要です。
それは、この時期には「自己報酬神経群」の機能が高まるためだといいます。
(自己報酬神経群についての記事↓)
- 質問することで、子どもが自分から「こうしたい」と思う
ようになるために、親は「こうしなさい」と言う代わりに、言いたいことを選択肢として
- どうすればいいと思う?
と質問し、子ども自身に選択させると効果的だといいます。
たとえば、理科が苦手な子どもがいた場合、「もっと理科の勉強をしなさい」「わからなければ先生に質問しなさい」と言っても、子どもはなかなか腰を上げません。 そこで、「お母さんも理科は苦手だったのよ。でも、学校の先生にわからないことは何度でも質問に行っているうちに、得意科目になった経験があるの。あなたはどんなふうに取り組みたい?」などと尋ねるのです。
大事なのは、親が「こうしなさい」というのではなく、子ども自身が「こうしたい」と言うようになること。
つまり、子ども自身が自主的に物事を決定し、行動できるように、親は「質問」を駆使して子どもの学習意欲を高めることが大切なのです。
10歳以降はどんどん勉強させる ただし、親からあれこれ言わない
10歳以降の子どもには、「どんどん勉強」させて構わないといいます。
ここでも大切なのが、「子どもの努力をほめること」。
頑張って宿題を片付ける姿を目にしたら、「頑張ったね!」とその努力をほめてあげることで、子ども自身の自尊心が高まり、さらに勉強を頑張ろうと思うようになります。
さらに、物事の取り組みの順序を「質問」して考えさせることも重要だといいます。
- 宿題とゲーム、どちらを先にしようか?
- 宿題を先に終わらせると、どんないいことがあるか?
など、質問を駆使して子ども自身に考えさせることで、自分で選ばせることが「自己報酬神経群」を高めることになるのです。
勉強について親が口出しすると、逆効果
勉強やほかの分野についても、親が一方的に口出ししても、こどもにとってはマイナスです。
- 誰かに言われたところで、やる気はでない
- 言われなくても、自分から取り組んだことには集中力を発揮する
からです。要は「自主性」が大切。誰かに言われるだけでは「受け身」の姿勢ですし、いい思いはしないはずです。
それよりも、「自分ならこうしたい」と考え、自主的に行動していくほうが、勉強やその他の分野も楽しく続けられ、自分の身になるのです。これが「自己報酬神経」なのです。
まとめ
以上の記事を簡単にまとめます。
- 親は子どもに「質問」して、自分で決定できるようにする
- 物事の順序も「質問」して、優先順位を子どもに決めさせる
- 「質問」することで子どもの「自主性」を大切にする工夫が必要
ということで、「質問」を効果的に用いることで、子どもの自主的な学習を促すヒントを、今回の記事から学ぶことができました。
常にこれらのことを行い続けることは難しいかもしれませんが、なるべく子どもとかかわるときは、この「質問」を用いて思考を刺激し、やる気をアップさせるよう工夫していきたいと思います。
人間、何事も「受け身」では身に着きませんし、やる気もでないですからね。ぜひ参考にしてみてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!