学校の偏った教育では子供の才能が伸ばせない理由
こんにちは。masaです。
今回も当ブログをご覧いただき、ありがとうございます!
頑張って毎日ブログ更新を継続しております。
今回は、以下のような教育に関する記事を見つけ、思ったところを書いてみたいと思います。
現在の日本の学校教育では、「子供の能力に合わせた教育ができていない可能性がある」とこの記事で紹介されています。
そのあたり、筆者の意見を交えて記していきたいと思います。
一斉授業では一人ひとりの子供の能力を高められない
人間には、8つの知的能力があると提唱されていて、これを「多重知能理論(MI)」と呼ばれるそうです。この理論によると、「どの能力が高いかによって、子供の得意とする学び方も異なる」ということのようです。
具体的に、記事の中で紹介されていた8つの能力とは、
- 言語的知能
- 論理数学的知能
- 音楽的知能
- 身体運動的知能
- 空間的知能
- 対人的知能
- 内省的機能
- 博物的知能
というもので、人はこれらの能力を複合的に用いて、それらのバランスにより個性が決定されるそうです。
例えば、学校教育でみられる「一方的に話す」スタイルの授業だと、言語能力が高い子供であればすんなり理解できたとしても、それ以外の知能が高い子では認知が難しくなりますね。
「日本の学校教育は、先生の言葉による説明を聞いて理解するという方法が中心。言語的知能に偏っています。それ以外の知能の子たちは、端的にいうと学校の勉強で損しています。こうしたことをぜひ、知ってほしいのです」(松村さん)
ということで、学校教育の「一方的に話す」スタイルは、そろそろ終焉といったところでよろしいのではないでしょうか。
子供の「苦手」ではなく「得意」を伸ばす教育が必要
この点は非常に興味深いです。
- 親は子供の苦手を克服させようとする
- 得意な分野と苦手な分野が平均化され、結果得意な部分が伸びなくなる
- 苦手分野よりも、得意分野を伸ばすことで、秀でた能力を育てられる
子供の知的能力に応じて、得意な分野をさらに伸ばすことが大切だということです。
記事の中で
たとえば、身体的知能が高い子は、教科書を音読したり、算数なら具体物を使って手を動かして考えさせたり、理科も実験をさせると記憶に残りやすくなる。こうした本人が得意とする学習方法をすることで、あまり得意ではないという判定だった論理数学的知能など、他の能力も自然に伸びていくという。
と紹介されていました。
つまり、すべての子供に同じ方法で教育するというよりも、個々の子供の能力に合わせて教育を施す必要があるのではないか、と思うのです。
子供の知的能力を見極め、最適な学習方法を取り入れよう
子供の知的能力のチェックリストが記事の中で紹介されています。
学校任せだと子供の才能が潰れる根本理由 (3/5) | プレジデントオンライン
ぜひ、ご自分のお子さんの能力をチェックしてみてください。そして、親の方も、このチェックシートを用いてどんな勉強法が自分に合っているか確かめることができます。
ちなみに、筆者は「空間的知能」と「内省的知能」が高いことがわかりました。適切な勉強法としては、「図やビジュアルを多く取り入れる」ことや、「個室で一人じっくりと考える」といった勉強法が良いとされています。
まとめ 学校教育にまかせっきりではダメ!
学校教育に任せていると、子供の能力を伸ばせないかもしれません。
- 子供を学校に任せっきりにしない
- 子供の知的能力を見極め、家庭教育で能力を伸ばす
こういったところが必要ですね。
残念ながら、現在の学校教育のスタイルでは、偏った知的能力のみの教育スタイルとなってしまっています。子供の能力を見極め、家庭での教育によって子供の得意をさらに伸ばせるようにしたいですね。
教員として、学べる点が多かった記事でした。
今回も、最後までご覧いただき、ありがとうございました!