【高校数学】おすすめ参考書② 文理別・入試基礎から地方国公立大学レベルまで
こんにちは、masaです。
高校で数学を勉強する際に、非常に役立つ参考書をご紹介いたします。
【教科書レベル~入試基礎】
今回ご紹介する参考書は、主に「入試基礎」を終えた段階から向けの参考書となります。
まずは「入試基礎」を終えてから、これらの参考書に取組むことをお勧めします。
文系おすすめ参考書
文系数学でおすすめの参考書をご紹介します。
文系の数学 重要事項完全習得編
【レベル】
- 入試基礎~中堅私立大学
入試基礎を終えてからアウトプットを行うには、非常に入りやすい参考書の一つです。
【良い点】
- 例題一つにつき、解説が非常に詳しく書かれている
- 例題の問題数も豊富
- それほど分厚くないので、取り組みやすい
【弱点】
- 特になし
レベルとしては入試基礎がしっかり固まっていれば、難なく取り組める問題ばかりなので、アウトプット用として利用してみてください。
取組んでみて簡単すぎるようなら、この1冊は飛ばしてみていいかも。
文系数学 入試の核心標準編
【レベル】
- 地方国公立大学
【良い点】
- 問題と解答が別冊。アウトプット用に最適
- 問題数も100題と適量
- 問題を解くための「入試の核心」がわかりやすい
【弱点】
-
解答にやや難解なものがあったりする
アウトプット用としては、非常に使い勝手の良い1冊です。
問題と解説が別になっていて、これまでの勉強の成果を試すアウトプットとして最適な参考書となっています。
解説にある「入試の核心」も、解答に至るポイントをわかりやすくまとめられています。
たまに、解説そのものがわかりにくかったりすることもありますが、それはご愛敬。
文系数学の良問プラチカ
【レベル】
- 難関私立・難関国公立
【良い点】
-
問題の質が非常に高い
-
解説も詳しい。別解も豊富
-
「なぜそのような回答になるか」を補足説明で解説
【弱点】
-
難易度が高いため、途中で挫折しかけてしまう
文系で最上位の大学を受験する際には、取り組んでおいて損はしない1冊です。
ただし、非常にレベルの高い問題ばかりなので、途中で挫折しかけてしまうこともアリです。
無理にこの参考書に取組むよりも、これまでの参考書を完璧に仕上げるほうが効率が良い場合もありますので、よく吟味してみましょう。
理系おすすめ参考書
理系数学でおすすめの参考書をご紹介します。
理系数学 入試の核心 標準編
【レベル】
- 入試基礎~地方国公立
入試基礎を終えてから、十分取り組むことのできる1冊です。
【良い点】
-
アウトプットに最適。問題と解答が別冊
-
問題数も150問で取り組みやすい
-
解説が詳しい。「入試の核心」でポイントがまとめられている
【弱点】
-
解答の解説に難しいものがあったりする
基本的には、「文系の数学 入試の核心」と同じですが、入試基礎を終えてから取り組むことができます。
理系なので、対象となる範囲が広いため問題数も多いのですが、厳選された入試問題のチョイスも非常に懐が深い。
これ一冊しっかりとアウトプットして、足りない部分を補うことができれば、実力はかなりつくはずです。
やさしい理系数学
【レベル】
- 難関国公立大
【良い点】
-
例題、演習問題共に豊富な問題設定
-
解説が異常に詳しい
-
これ1冊仕上げれば、入試問題は怖くなくなる
【弱点】
-
レベルがかなり高い
「やさしい」という言葉とは裏腹に、かなり「難しい」問題ばかりなのがこの「易しい理系数学」です。
途中で挫折してしまう危険もあるので、安易に手を出すべきではない1冊ですが、根気強く取り組む姿勢があれば、きっと最後までできます。
この1冊を完璧に仕上げられたとしたら、恐らく本番の入試問題は怖くなくなるはずです。
まとめ
ということで、今回は「入試基礎」からのアウトプットに向けた参考書のご紹介をいたしました。
本屋さんに並んでいる参考書はいろいろでも、それぞれの参考書のレベル、適切な勉強法などは千差万別です。
ここに紹介した以外の参考書でも、自分のレベルにあった参考書を選び、勉強に取組むとよいでしょう。
次回は、「分野別」の参考書をご紹介いたします。